My-IoTが提供する共通リソース一覧

プラットフォーム概要に記載されている図のうち、My-IoTが提供し、開発者が共通して利用するリソースについて、その用途と説明を以下に記載します。

エッジアプリケーションから登録されたIoTデータの利用

No.

サービス

用途

説明

1

OpenSearch

IoTデータの蓄積/検索

ドメイン名:myiot-sensor-data
エッジアプリケーション(IoTセンサー等)から送信されたデータを登録し蓄積するMy-IoTデータストア。
実行基盤によってOpenSearchかNo.3のDynamoDBのいずれかがMy-IoTデータストアとして構築されている。
No.2のアクセス用Lambdaから蓄積データの検索等を行う。
クラウドアプリケーションの開発では、No.2のアクセス用Lambdaを利用してアクセスする。

2

Lambda

IoTデータへのアクセス

Lambda関数名:myiot-rel-es-access-lambda
No.1のOpenSearchへのアクセスに利用するLambda。
No.1のOpenSearchが構築されている場合のみ実行することができる。
カスタムLambdaから、このLambdaに実装された機能を実行し、OpenSearchのデータへアクセスする。
※OpenSearch内のIoTデータは、テナントIDと登録された日付ごとにそれぞれ別のIndexに分かれて登録されている(例:{テナントID}_YYYY.MM.DD)

3

DynamoDB

IoTデータの蓄積/検索

エッジアプリケーション(IoTセンサー等)から送信されたデータを登録し蓄積するMy-IoTデータストア。
実行基盤によってDynamoDBかNo.1のOpenSearchのいずれかがMy-IoTデータストアとして構築されている。
No.4のアクセス用Lambdaから蓄積データの検索等を行う。
クラウドアプリケーションの開発では、No.4のアクセス用Lambdaを利用してアクセスする。

4

Lambda

IoTデータへのアクセス

Lambda関数名:myiot-rel-datastore-dynamo-access-lambda
No.3のDynamoDBへのアクセスに利用するLambda。
No.3のDynamoDBが構築されている場合のみ実行することができる。
カスタムLambdaから、このLambdaに実装された機能を実行し、DynamoDBのデータへアクセスする。

イベントの登録

No.

サービス

用途

説明

5

DynamoDB

イベントデータの管理

各種イベントのトリガーとなるデータを管理するDynamoDB。
No.1のOpenSearch、またはNo.3のDynamoDBから取得した情報が一定の条件に達した場合等に、このDynamoDBにデータを登録することでイベントを発生させることができる。
No.6のイベントデータ登録用Lambdaからイベントデータの登録を行う。
クラウドアプリケーションの開発では、No.6の登録用Lambdaを利用してアクセスする。

6

Lambda

イベントデータの登録

Lambda関数名:myiot-rel-event-access-lambda
No.5のDynamoDBにイベントデータを登録する際に利用するLambda。
カスタムLambdaから、このLambdaに実装された機能を実行し、DynamoDBへイベントデータを登録する。

イベントの制御

No.

サービス

用途

説明

7

Lambda

イベントデータの制御

カスタムLambdaに通知する際に利用するLambda。
No.5のDynamoDBからイベントデータを受け取り、カスタムLambdaに通知する。

8

Lambda

IoT Coreへのメッセージ送信

Lambda関数名:myiot-rel-publish-mqtt-lambda
No.9のIoT Coreにメッセージを送信する際に利用するLambda。
カスタムLambdaからメッセージを受け取り、MQTTプロトコルを用いてIoT Coreに送信する。

9

IoT Core

エッジアプリケーションへメッセージの送信

クラウドからエッジアプリケーションへメッセージを送信する際に利用する。
No.8のLambdaからメッセージを受け取り、エッジアプリケーションへメッセージを送信する。
クラウドアプリケーションの開発では、No.8のメッセージ送信用Lambdaを利用してメッセージを送信する。

一時保存データの利用

No.

サービス

用途

説明

10

DynamoDB

一時保存データの管理

クラウドアプリのデータを一時的に保存するためのデータベース。
クラウドアプリで処理した結果を保存し、再度利用したい場合などに利用する。

11

Lambda

一時保存データへのアクセス

Lambda関数名:myiot-rel-temporary-data-access-lambda
No.10のDynamoDBへのアクセスに利用するLambda。
カスタムLambdaからこのLambdaを実行し、一時保存データの書き込みと読み込みを行う。