My-IoTデータストア仕様

My-IoTデータストアは、AWS OpenSearchとAWS DynamoDBのいずれかを利用して構築されています。
データストア種別は、IoTストア実行基盤の構築時に決定されます。構築されているデータストア種別を確認して仕様を参照してください。

いずれの種別のデータストアも、クラウドアプリから共通関数を利用してアクセスすることができます。

OpenSearch仕様

OpenSearchを利用して構築されているMy-IoTデータストアの仕様は下記のとおりです。

OpenSearchには、ユーザーが送信したデータが下記の仕様で格納されています。
データはテナントIDごとに受信した日付別に格納されています。

プロキシアプリケーションや、クラウドアプリから myiot-rel-es-access-lambda 関数を使用してデータストアへアクセスする事ができます。

データストアへアクセスするためのプロキシアプリケーションの仕様や、 myiot-rel-es-access-lambda 関数についての詳細は My-IoT ユーザーマニュアル共通リソースの利用方法(API仕様など) を参照してください。

OpenSearchバージョン

1.3

OpenSearchインデックス名規則

テナントID_YYYY.MM.DD

OpenSearchデータ形式

エッジから送信され、OpenSearchに格納されたデータには、必ず下記のプロパティが含まれています。

  • connectorID

    • データ送信元のエッジアプリに設定されているコネクタID

  • edgeID

    • データ送信元のエッジID

  • timestamp

    • データを送信した日付。ISO 8601(JST, ミリ秒)形式のタイムスタンプ

      • 例: 2021-01-31T12:00:00.000+09:00

クラウドアプリでデータを取得する場合は、クラウドアプリに設定されているconnectorIDを指定して検索を行うことで、同じコネクタを使用しているエッジから送信されたデータを検索、取得することができます。

緯度経度情報について

My-IoTデータストアに緯度経度情報を格納する場合は、下記のプロパティ名を使用して情報を格納することができます。

  • location

    • geo_point型の緯度経度情報

geo_point型についての詳細は、 Geopoint - OpenSearch documentation を参照してください。

OpenSearchデータ保存期間

OpenSearchに蓄積されたデータの保存期間は7日間となります。
保存期間を過ぎると自動でデータは削除されます。

DynamoDB仕様

DynamoDBを利用して構築されているMy-IoTデータストアの仕様は下記のとおりです。

DynamoDBには、ユーザーが送信したデータが下記の仕様で格納されています。
データはテナントIDごとに受信した日付別に格納されています。

クラウドアプリから myiot-rel-datastore-dynamo-access-lambda 関数を使用してデータストアへアクセスする事ができます。

データストアへアクセスするための myiot-rel-datastore-dynamo-access-lambda 関数についての詳細は My-IoT ユーザーマニュアル を参照してください。

DynamoDBデータ形式

エッジから送信され、DynamoDBに格納されたデータには、必ず下記のプロパティが含まれています。

  • connectorID

    • データ送信元のエッジアプリに設定されているコネクタID

  • edgeID

    • データ送信元のエッジID

  • timestamp

    • データを送信した日付。ISO 8601(JST, ミリ秒)形式のタイムスタンプ

      • 例: 2021-01-31T12:00:00.000+09:00

クラウドアプリでデータを取得する場合は、クラウドアプリに設定されているconnectorIDを指定して検索を行うことで、同じコネクタを使用しているエッジから送信されたデータを検索、取得することができます。

DynamoDBデータ保存期間

DynamoDBに蓄積されたデータの保存期間は7日間となります。
保存期間を過ぎると自動でデータは削除されます。