4.1. システム構築の流れについて

My-IoTでは、IoTストアで公開されているアプリケーションを組み合わせることで、ブラウザから簡単にIoTシステムを構築することができます。
アプリケーションのインストールは自動で行われ、ブラウザ上でアプリのインストール状況やMy-IoTエッジの情報、アラート情報などを簡単に確認することができます。

IoTストアへサインインすると表示されるダッシュボード画面には、IoTシステムを構築するための基本的な手順が表示されています。表示されている順番にボタンを押下することで、IoTシステムの構築に必要な作業を行うことができます。

dashboard_install_guide

下記に、My-IoTでIoTシステムを構築する流れを示します。

Step.1 エッジグループを作成する

まずはじめに、IoTシステムの構築に使用するMy-IoTエッジをひとまとめにした エッジグループ と呼ばれるグループを作成します。
My-IoTでは、このエッジグループを対象としてアプリケーションを導入し、IoTシステムを構築します。

Step.2 システムパッケージを作成する

エッジグループの作成が完了したら、次は システムパッケージ と呼ばれるものを作成します。
システムパッケージとは、IoTシステムを導入するためのアプリケーションをひとまとめにしたものです。
IoTストアには、My-IoTエッジ上で動作する エッジアプリケーション と、My-IoTクラウド上で動作する クラウドアプリケーション が登録されており、 利用者は構築したいIoTシステムに合わせて、これらのアプリケーションを自由に組み合わせてシステムパッケージを作成します。

システムパッケージを作成せずに、既に登録されているシステムパッケージを利用してIoTシステムを構築することもできます。 (同一テナントIDのユーザが作成したシステムパッケージのみ利用することができます)

Step.3 システムパッケージをインストールする

エッジグループとシステムパッケージの作成が完了したら、IoTシステムの導入準備は完了です。
Step.1で作成したエッジグループにシステムパッケージを設定することで、自動的にMy-IoTエッジとMy-IoTクラウドへアプリケーションのインストールが始まり、IoTシステムが構築されます。

Step.4 ダッシュボードから情報を確認する

システムパッケージのインストール後は、トップ画面のダッシュボードでIoTシステムの構築状況やMy-IoTエッジの管理、My-IoTエッジに発生しているアラート情報の確認などを行うことができます。