6.9. クラウドアプリケーションを管理する

ここでは、IoTストアのクラウドアプリケーションを管理する方法について説明します。

クラウドアプリ一覧を表示する

サイドメニューから、 [開発] - [クラウド] を選択してください。

cloud_app_list

クラウドアプリ一覧画面では、IoTストアに登録されているクラウドアプリの検索や詳細の確認、新規作成を行うことができます。

  • [新規作成]

    • クラウドアプリの登録を行うことができます

画面上部の検索欄では、クラウドアプリの絞り込みを行うことができます。
複数の検索条件が入力された場合は、AND条件で検索が行われます。

  • クラウドアプリ名

    • 検索したいクラウドアプリのクラウドアプリ名を入力します

  • アップロード状態

    • 検索したいクラウドアプリのアップロード状態をチェックボックスで選択します

  • 公開範囲

    • 検索したいクラウドアプリの公開範囲をラジオボタンで選択します

      • [すべて]

        • 全てのユーザが登録したクラウドアプリが表示されます

      • [テナント内のみ]

        • ログインしているユーザのテナント内で登録したクラウドアプリのみ表示されます

  • 登録者

    • 検索したいクラウドアプリの登録者をラジオボタンで選択します

      • [全て]

        • 全てのユーザが登録したクラウドアプリが表示されます

      • [自分]

        • ログインしているユーザが登録したクラウドアプリのみ表示されます

  • バージョン

    • [最新バージョンのみ] にチェックをつけることで、クラウドアプリに複数のバージョンが存在する場合に最新バージョンのみを表示させることができます。チェックを外した場合は、全てのバージョンが一覧に表示されます

検索結果

検索条件に応じたクラウドアプリの一覧が表示されます。初期状態ではIoTストアに登録されている全てのクラウドアプリが表示されます。

検索結果は各列のヘッダーを選択することで表のソートが可能です。
[件表示] の横にあるプルダウンからは表示数を選択することができます。
また、 [絞り込み検索] の入力欄にキーワードを選択することで絞り込みをすることができます。
各列の説明を以下に示します。

項目名

説明

クラウドアプリ名

クラウドアプリケーションの名前が表示されます
公開範囲を[テナントのみ]に設定しているクラウドアプリの場合は、横に鍵アイコンが表示されます
選択するとクラウドアプリ詳細画面が表示されます

クラウドアプリID

クラウドアプリケーションのIDが表示されます
選択するとクラウドアプリ詳細画面が表示されます

コネクタ

クラウドアプリケーションに登録されているコネクタ名が表示されます
公開範囲を[テナントのみ]に設定しているコネクタの場合は、横に鍵アイコンが表示されます
選択するとコネクタ詳細画面が表示されます

アップロード状態

クラウドアプリケーションのアップロード状態が表示されます
  • アップロード失敗
  • アップロード中
  • アップロード成功

登録日時

クラウドアプリケーションがIoTストアに登録された日時が表示されます

バージョン

クラウドアプリケーションのバージョンが表示されます

お気に入り

お気に入りアイコンが表示されます
選択すると、クラウドアプリをお気に入りとして登録することができます
お気に入りに登録されたクラウドアプリは、優先的に表示されるようになります

クラウドアプリの詳細を確認する

クラウドアプリの詳細を確認するには、クラウドアプリ一覧画面で任意のクラウドアプリのクラウドアプリID、またはクラウドアプリ名を選択してください。

cloud_app_detail

クラウドアプリ詳細画面では、クラウドアプリ情報の確認やバージョン追加、削除を行うことができます。
初期状態では最新バージョンの情報が表示されます。
バージョンの追加および削除は、クラウドアプリを登録したユーザのみ行うことができます。

  • バージョン追加

    • クラウドアプリ追加画面が表示されます。クラウドアプリを登録したユーザのみ表示されます

  • クラウドアプリ削除

    • クラウドアプリを削除することができます。クラウドアプリを登録したユーザのみ表示されます

  • クラウドアプリID

    • クラウドアプリIDが表示されます。お気に入りアイコンを選択すると、クラウドアプリをお気に入りに登録することができます。

  • クラウドアプリ名

    • クラウドアプリ名が表示されます。公開範囲を[テナントのみ]に設定しているクラウドアプリの場合は、横に鍵アイコンが表示されます

  • 使用リソース

    • クラウドアプリが使用しているAWSのリソース名が表示されます

  • バージョン

    • バージョンが表示されます。プルダウンからバージョンを選択することで、バージョンごとの詳細情報が表示されます。

      • [選択バージョン削除]

        • 選択中のバージョンを削除することができます。クラウドアプリを登録したユーザのみ表示されます

バージョン情報

バージョン で選択されているバージョンのクラウドアプリの詳細情報が表示されます。

  • アップロード状態

    • 選択中のバージョンのアップロード状態が表示されます

      • アップロード失敗

      • アップロード中

      • アップロード完了

  • 説明

    • クラウドアプリの説明が表示されます

  • コネクタ

    • クラウドアプリに設定されているコネクタ情報が表示されます。公開範囲を[テナントのみ]に設定しているコネクタの場合は、横に鍵アイコンが表示されます。コネクタ名を選択するとコネクタ詳細画面が表示されます

  • クラウドフォーメーションテンプレートファイル

    • アップロードされているクラウドフォーメーションテンプレートファイルのファイル名が表示されます

      • [ダウンロード]

        • クラウドフォーメーションテンプレートファイルをダウンロードすることができます

  • テンプレートパラメータファイル

    • アップロードされているテンプレートパラメータファイルのファイル名が表示されます

      • [ダウンロード]

        • テンプレートパラメータファイルをダウンロードすることができます

  • ソースファイルパッケージ

    • アップロードされているソースファイルパッケージ名が表示されます

      • [ダウンロード]

        • ソースファイルパッケージファイルをダウンロードすることができます

  • Web UIパッケージ

    • アップロードされているWeb UIパッケージ名が表示されます

      • [ダウンロード]

        • Web UIパッケージファイルをダウンロードすることができます

  • イベント実行対象

    • クラウドアプリケーションがイベント実行対象に設定されているかどうかが表示されます

    • イベント実行対象として設定されているクラウドアプリケーションの場合は、チェックボックスにチェックが入ります。チェックボックスは選択することはできません

  • 登録日時

    • クラウドアプリを登録した日時が表示されます

アップロードに失敗している場合

ファイルのアップロードに失敗している場合は、ファイルの再アップロードを行う必要があります。ファイルの再アップロードは、クラウドアプリを登録したユーザのみ行うことができます。

cloud_failed

クラウドアプリを登録したユーザのみ [再アップロード] ボタンが表示されます。
背景色が赤色で表示されたファイルについて、再度選択して [再アップロード] ボタンを押下してください。

クラウドアプリを登録する

クラウドアプリを登録する場合は、下記の手順で行うことができます。

  1. クラウドアプリ一覧画面から [新規作成] ボタンを押下します

  2. クラウドアプリ登録画面が表示されますので、クラウドアプリの情報を入力します

  3. クラウドアプリ情報の入力が完了しましたら、 [登録] ボタンを押下します

  4. 登録完了ダイアログが表示され、クラウドアプリ一覧画面が表示されましたら登録したクラウドアプリが表示されていることを確認します

クラウドアプリ登録画面や作成方法の詳細については、 クラウドアプリケーションを作成する を参照してください。

新しいバージョンを追加する

クラウドアプリに新しいバージョンを追加する(更新する)場合は、下記の手順で行うことができます。バージョンの追加は、該当のクラウドアプリを登録したユーザのみ行うことができます。

  1. クラウドアプリ詳細画面から、 [バージョン追加] ボタンを押下します

    注意

    アップロード中やアップロード失敗のバージョンが存在する場合はバージョン追加できません。アップロードの終了後、もしくはアップロード失敗バージョンの再アップロードや削除を行ってから再度バージョン追加を行ってください。

  2. クラウドアプリバージョン追加画面が表示され、現在のバージョンの設定内容が表示されます。クラウドアプリバージョン追加画面の各項目についての説明や操作はクラウドアプリ登録画面と同様です。 クラウドアプリを作成する を参照してください。

    cloud_app_ver_add

    注釈

    バージョン追加では、クラウドアプリ名を変更することはできません。

  3. 各項目を編集します。各ファイルを更新しない場合は最新バージョンのファイルが引き継がれます。

    cloud_app_ver_add2

  4. 入力が完了しましたら、[登録] ボタンを押下します

  5. 登録完了ダイアログが表示され、クラウドアプリ一覧画面が表示されましたら新しいバージョンが追加されていることを確認します。バージョン番号はIoTストア側で自動的に採番されます。

特定のバージョンを削除する

クラウドアプリの特定のバージョンを削除する場合は、下記の手順で行うことができます。バージョンの削除は、該当のクラウドアプリを登録したユーザのみ行うことができます。

  1. クラウドアプリ詳細画面の [バージョン] プルダウンから、削除したいバージョンを選択します

  2. [バージョン][選択バージョン削除] ボタンを押下します

  3. 削除確認ダイアログが表示されましたら、クラウドアプリ情報とバージョンを確認して [はい] を選択します

  4. クラウドアプリ詳細画面から削除したバージョンが存在しないことを確認します

削除したバージョン番号については欠番となります。
クラウドアプリにバージョンが一つしかない場合は、クラウドアプリ自体が削除されます。

注意

対象クラウドアプリの中でアップロード中のバージョンが存在する場合は削除することができません。アップロードが終了してから再度削除を行ってください。
また、選択したクラウドアプリのバージョンの中で、一つでもシステムパッケージに使用されているバージョンがある場合は、警告ダイアログが表示されます。削除する場合は内容を確認して [はい] を選択してください。

クラウドアプリを削除する

特定のバージョンではなく全てのバージョンを含んだクラウドアプリ自体を削除する場合は、下記の手順で行うことができます。クラウドアプリの削除は、該当のクラウドアプリを登録したユーザのみ行うことができます。

  1. クラウドアプリ詳細画面から、 [クラウドアプリ削除] ボタンを押下します

  2. 削除確認ダイアログが表示されますので、確認後 [はい] を選択します

  3. クラウドアプリ一覧画面が表示されましたら、削除したクラウドアプリが存在しないことを確認します

注意

対象クラウドアプリの中でアップロード中のバージョンが存在する場合は削除することができません。アップロードが終了してから再度削除を行ってください。
また、選択したクラウドアプリのバージョンの中で、一つでもシステムパッケージに使用されているバージョンがある場合は、警告ダイアログが表示されます。削除する場合は内容を確認して [はい] を選択してください。